GRRシート工法

GRR Sheet Method

GRRシート工法とは?

About GRR

地球にやさしいエコな工法

所定の厚さを有する砕石地業中にジオテキスタイルを敷設することで、砕石地業による地表面付近に剛性補強効果とシートによる砕石層の変形拘束効果によって、支持力補強効果を得ることができる技術です。

従来の支持地盤から支える工法と異なり、基礎直下にシートを敷いて不同沈下と沈下量を防止する工法です。使用するシートは引張強度、引裂強度が大きく、荷重を分散する耐久性の高いシートであるため、住宅地盤補強シートとして最適です。 シート状の補強材を2方向に(縦横)敷設することにより、土のせん断抵抗を高め、住居の不同沈下を防ぎます。 また、土に加わっている力を補強材に均等に分散させることにより、均質地盤を形成することを目的とする工法です。

特徴とメリット

Quality&Merit

土地の資産価値を守ります

従来の工法では将来土地を売却する時、莫大な撤去費用が発生し、土地の資産価値が下がってしまうことが発生しますが、GRRシートエ法は地中深くに施工するものではなく、シートを撤去するだけで済むため、撤去費用も抑えられます。

住宅の不同沈下を防ぎます

GRRシートを2方向(縦横)に敷設することにより、上のせん断抵抗を高め、住宅の不同沈下を防ぎます。また、上に加わっている力をシート敷設効果で分散させることより、均質な地盤を形成することを目的とする工法です。 天災が多い国だからこそ建物の沈下や液状化による倒壊を防ぐ工事が必要となります。
※長期地盤保証 株式会社MP 20年保証

環境に優しい

地盤固化材を使用しないため、住宅基盤や地下水への汚染を生じません。
また、シートの敷設位置が建物基礎の直下にあることから、建設機械の稼働時間が削減され、振動や騒音が小さくなり、周囲環境(近隣の住宅など)に配慮できます。
施工において重機を使用しないため、狭い場所やアプローチに段差のある敷地でも施工が可能です。
シートは、「ポリプロピレン100%」のため、長期にわたって安定し、建物解体時には焼却処理が可能です。

作業性が良い

基礎工事の流れの中で施工できる為、また特別な行程は組まなくても良く、すべて目視で確認できる工法のため、施工管理が確実にできると共に工期が短縮できます。また、雨天でも作業が可能なため工程の流れの遅れも防ぐことができます。(大雨の場合は不可)
また、一般的な基礎値入深さ程度で地盤補強が図れるため、杭や地盤改良が採用できないときや、文化財埋蔵地等での施工も可能です。

施工の流れ

Flow

①掘削

▶シート敷設範囲を敷込図で確認の上、マーキング。
▶マーキングに沿って掘削。
▶転石の有無、掘削面の状態を確認。

②シート下部砕石敷設及び締固め

▶GRRシート下部の砕石を増設。
▶地盤転圧用機器による締固め。
▶砕石層厚・転圧効果を確認

③GRRシート敷き込み(1層目)

▶塩削範囲・深度、転圧面の確認。
▶ 砕石転圧面の確認。
▶敷込図に沿ってGRRシート(1層目)を敷設。
▶オーバーラップ(重ね)の確認。

④GRRシート敷き込み(2層目)

▶敷込図に沿ってGRRシート(2層目)を敷設。
▶オーバーラップ(重ね)の確認

⑤GRRシート上部砕石敷設及び締固め

▶GRRシート上部の砕石を敷設。
▶地盤転圧用機器による締固め。
▶砕石層厚・転圧効果を確認。

⑥基礎打設及び埋戻し

▶ ベタ基礎の打設。
▶ 余掘り部分の埋戻し。

こんな時はご相談ください

Ask Question

  • 支持層が深いけど改良工事費用を抑えたい
  • 工期を短縮して工事をスムーズに進めたい
  • 文化財の埋蔵地域で杭を打ちたくない
  • 進入路や現場が狭く、重機の搬入・施工が難しい
  • 街中の工事で、粉じんや工事の振動・騒音を抑えたい
  • 近くに水場があり、固化材を使いたくない
  • 将来、土地の値段に影響が出るのは嫌だ
  • 定期借地権を利用するので杭を打ちたくない

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